ストライク・インダストリー が特許出願中の GRIDLOK ロッキングラッチを採用した
HK416用のハンドガードを新たにリリース
GRIDLOK は、SIが特許出願中のロッキングラッチを備えるハンドガードだ。今回、HK416用の専用設計モデルが加わった。ここでは仕組みと仕様、互換性の注意点をまとめる。
GRIDLOK 416 の要点まとめ
- ストライク・インダストリーが、HK416用の GRIDLOK ハンドガードをリリース
- 指1本のレバー操作で脱着できる Quick Rail Detach システムを採用
- レールはFULL DUTYとLIGHTSPEEDの2種類、サイズは4種類
- 6061-T6アルミ製で、フリップアップ式フロントサイトを一体化
- 本記事は発表当時の内容。最新の取り扱いは商品ページで確認
ストライク・インダストリーと GRIDLOK
斬新かつ実用的なライフルシステムやデザインで独自の路線を切り開いている ストライク・インダストリー (SI:STRIKE INDUSTRIES)が、新たにHK416用の GRIDLOK ハンドガードをリリースした。
ストライク・インダストリーはその先進的なパーツデザインから実銃のみならずエアソフト業界でも人気が高い。柔軟な発想から生まれた製品は見た目だけでもガンマニアを魅了するが、近年開発された GRIDLOKレールは実用面でも注目を集めるハンドガードである。
GRIDLOK のロッキングラッチ
GRIDLOK はハンドガードをバレルナットに固定する際、特殊なロッキングラッチによって装着する。ストライク・インダストリーが特許出願中である Quick Rail Detach GRIDLOK は、指1本でレバーを操作するだけでハンドガードを簡単に脱着できる画期的なシステムだ。
GRIDLOK は、純正のHKバレルナットに固定する構造だ。レバーでロックを掛けるため、取り外しは短時間で済む。また、製品にはロッキングレバー用のツールが1つ付属する。
今まではまだM4/AR-15向けの1種類のみの展開であったが、今回はHK416用の専用設計ハンドガードが追加されることとなった。
このHK416用モデルは、2021年8月に海外で発表された。なお、SIは、世界の法執行機関や特殊作戦部隊に向けた製品だと説明している。
従来のAR-15ハンドガードとの違い
本来AR-15におけるハンドガードとは、レシーバーに工具を使用してガッチリと固定し堅牢さを追求することが定石であったが、ストライク・インダストリーは GRIDLOK によって、セットアップ毎にハンドガードをワンタッチで交換するという新しいスタイルを提案。
特殊部隊など作戦によって使用するアクセサリーが異なるような運用をするカービンの場合、 GRIDLOK のようなレールシステムは非常に重宝される可能性もある。HK416シリーズは世界各国の軍や法執行機関でも採用されるモデルであり、 GRIDLOK を導入するにはうってつけのライフルとも言える。早急なHK416用 GRIDLOK モデルの市場投入は当然の流れかもしれない。
従来のハンドガードは、固定の堅牢さを優先して工具で締め込む。一方、 GRIDLOK は、ラッチで固定しながら短時間で外せる。そのため、任務ごとに装備が違う部隊でも、構成済みのハンドガードを使い分けやすい。
GRIDLOK 416 のフリップアップサイト
HK416用 GRIDLOK はM4/AR-15用モデル同様フリップアップ式フロントサイトを備えるが、複数ピース構造とはうってかわり1ピース構造となっている。プロフェッショナル向けの市場を意識してか、民間向けのような派手なカラーリングは影を潜め、ブラック1色のみの展開となっている。
まず、サイトはハンドガードに一体化されたフリップアップ式だ。さらに、後部には360度回転するQDソケットが4か所ある。位置は2、4、8、10時だ。
FULL DUTYとLIGHTSPEED、サイズの違い
レールパターンは2種類あり、1つはトップレールが先端から後端まで繋がったFULL DUTY、もう1つは先端部分の8~10スロットと後端1スロット以外はレールを廃したLIGHTSPEEDが存在する。トップレール以外は共通で3時6時9時方向にM-LOKを備えている。
FULL DUTYは、トップレールが全長にわたって続く。一方、LIGHTSPEEDは、前後にだけピカティニーレールを残す。そのため、LIGHTSPEEDは同じ長さのFULL DUTYより軽く作られている。
サイズは9インチ、11インチ、14.5インチ、16インチの4種類。内径は、直径1.57インチのサプレッサーまで対応するよう設計されている。
下の表は、メーカー公表の重量だ。ただし、海外での公表値だ。
| 長さ | FULL DUTY | LIGHTSPEED |
|---|---|---|
| 9インチ | 14.4oz(約408g) | 14.0oz(約397g) |
| 11インチ | 1lb 0.5oz(約468g) | 1lb 0.1oz(約456g) |
| 14.5インチ | 1lb 4.4oz(約578g) | 1lb 3.6oz(約555g) |
| 16インチ | 1lb 6.3oz(約632g) | 1lb 5.3oz(約604g) |
GRIDLOK 416 の仕様と互換性
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 素材 | 6061-T6アルミ |
| 幅 | 約44.45mm(1.75インチ) |
| 高さ | 約63.5mm(2.5インチ) |
| サプレッサー | 直径1.57インチ(約39.9mm)まで対応 |
| M-LOK | 3時、6時、9時の位置 |
| QDソケット | 2時、4時、8時、10時の4か所 |
| 対応モデル | HK416、HK416 A5、HK416 A7、MR556、M27 IAR |
| 付属品 | ハンドガード1個、ロッキングレバー用ツール |
旧型のHK416には、両利き用のスリングループを備えるタイプがある。ただし、SIはこのタイプには対応しないと案内している。そのため、購入前にレシーバー周りの形状を確認したい。
GRIDLOK のエアソフト展開と今後
ストライク・インダストリーは実銃向けパーツのメーカーながらエアソフト向けのパーツ展開も積極的で、MADBULLをOEM先として既に様々なカスタムパーツが存在する。(噂ではMADBULLが実銃用のパーツも製造しているとかいない…とか?)
今回リリースされたHK416 GRIDLOK は、今まで選択肢の少なかったHK416のアウターカスタムに一石を投じるゲームチェンジャーとなる予感がする、非常にカッコ良いハンドガードだ。まだエアソフト市場での販売に至るかは不明だが、これまでの流れを見る限り大いに期待できるかもしれない。
なお、本記事は2021年8月の発表時点の内容だ。エアソフト向けの取り扱いや最新の在庫は、ORGAの商品ページで確認してほしい。
STRIKE INDUSTRIES GRIDLOK Rail for 416のメーカーサイトはコチラ
ORGAで取り扱い中のストライク・インダストリー関連の商品一覧はコチラ!
GRIDLOK 416 に関するよくある質問(Q&A)
Q. GRIDLOK 416 とは何ですか?
ストライク・インダストリーが発売した、HK416用のハンドガードです。特許出願中のロッキングラッチで、脱着を簡単にしています。
Q. 脱着はどのように行いますか?
GRIDLOKでは、レバーを操作して、ロックの掛け外しを行います。製品には、ロッキングレバー用のツールが付属します。
Q. FULL DUTYとLIGHTSPEEDの違いは何ですか?
GRIDLOKの2バージョンは、レールの範囲が違います。FULL DUTYは全長に、LIGHTSPEEDは前後だけにレールがあります。また、LIGHTSPEEDのほうが軽い仕様です。
Q. サイズは何種類ありますか?
GRIDLOKは、9インチ、11インチ、14.5インチ、16インチの4種類です。いずれもFULL DUTYとLIGHTSPEEDが用意されています。
Q. サプレッサーは使えますか?
はい。GRIDLOKは、直径1.57インチのサプレッサーまで対応するよう、設計されています。
Q. 対応する銃は何ですか?
GRIDLOKが対応するのは、HK416、HK416 A5、HK416 A7、MR556、M27 IARです。ただし、両利き用のスリングループを備える旧型には対応しません。
Q. エアソフトでも発売されますか?
記事の発表時点では、販売に至るかは不明でした。最新の状況は、ORGAの商品ページでご確認ください。

















